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本当はこわい?いびきの原因に隠された病気の危険性

習慣的ないびきは睡眠時無呼吸症など、慢性的な病気の可能性もあることをご存知ですか?

いびきの原因とは?

いびきの原因には様々なものがありますが、その多くは睡眠時に舌の付け根などで気道がふさがれていることで発生します。単なる症状ではなく、睡眠時無呼吸症(OSAS/SAS)が原因となっている いびき もあります。

睡眠時無呼吸症(OSAS/SAS)とは?

眠っている間の健康リスク

睡眠時無呼吸症は、眠っている間に呼吸が止まったり、弱くなったりする病気です。呼吸が止まることで、酸素が不足し、睡眠の質が悪化します。この状態が繰り返されると、昼間の眠気や集中力の低下だけでなく、高血圧や心臓病のリスクも高まります。子どもから大人まで、性別に関係なく誰でもかかる可能性があり、特に肥満や喉の構造に問題がある人に多く見られます。

睡眠時無呼吸症のサイン

あなたの眠りは大丈夫? 次のチェックリストが当てはまる場合、当院にご相談ください。

  • 大きないびき・睡眠時の呼吸停止
  • 起床時の頭痛
  • 熟睡感がない
  • 慢性的な日中の眠気・居眠り

事業用自動車を運転されるドライバーの方は、国から睡眠時無呼吸症の検査が推奨されています。 SASを放置すると仕事だけでなく、日常生活や健康にも様々な悪影響を及ぼします。

睡眠時無呼吸症の合併症

睡眠時無呼吸症にかかると十分な睡眠がとりにくくなり、疲労が抜けない、日中の眠気といった諸症状 その他、睡眠中に酸欠状態になるので、少ない酸素を全身におくるため、血管や心臓に負担がかかり、長期になると以下のような重度の疾患を引き起こすリスクが高まります。

糖尿病
心臓疾患
睡眠時無呼吸症候群
高血圧
脳卒中

睡眠時無呼吸症候群は、じわじわと身体をむしばむ、『サイレントキラー』とも言われます。

かみや歯科のいびき・睡眠時無呼吸症治療

マウスピース(スリープスプリント)

マウスピース(スリープスプリント)をはめることで、睡眠中に下顎を前方に出すことで気道を広げ、呼吸を改善します。軽度から中等度の睡眠時無呼吸症に利用される治療法です。

よくある質問

Q.マウスピースは誰でも使えますか?

A.残っている歯の数が少ないと難しい場合があります(歯の数が20本以上あることが望ましいです。)歯槽膿漏がかなり進んでいる方、むし歯の多い方や顎関節症の方はその治療を優先することがあります。また顎が成長途上の18歳未満の方は、マウスピースが適さない場合があります。

Q.マウスピースを装着した時に違和感や気持ち悪さを感じますか?

A.マウスピースは歯だけに被せるものなので、吐き気を催しやすい方でも比較的大丈夫ですが、慣れるまで違和感を感じる方もいらっしゃいます。

Q.どれくらいの期間使えますか?

A.正しく装着し、緩すぎない場合は使用できます。緩くなってしまった場合は、寝ているときに外れてしまって無くしたり壊れることがあります。

Q.いびきや睡眠時無呼吸症は治りますか?

A.マウスピースを使うことで症状の改善は期待されますが、根本的な改善には原因を取り除くことが大切です。肥満や過度の飲酒は軌道を狭め、いびきや睡眠時無呼吸症がひどくなる可能性が高まりますので生活習慣の改善も必要になる場合があります。定期的に通院いただき、検査を受けたり、主治医のアドバイスを受けることをお奨めします。