歯を失ったときの治療「インプラント」とは?
インプラントとは、歯を失った部分にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。天然歯に近い噛み心地と見た目を再現でき、周囲の歯に負担をかけずに治療できます。
インプラントとは、歯を失った部分にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。天然歯に近い噛み心地と見た目を再現でき、周囲の歯に負担をかけずに治療できます。
歯が抜けてしまったところの顎の骨に人工歯根を埋め込んで、その上に人工歯を付けるインプラント。
インプラント治療は怖いのでは?と不安を感じている方もいらっしゃると思います。
当院では事前に十分なCT検査とカウンセリングをさせていただき、診断と治療計画のご説明をし、ご納得していただいた上で、患者様に安心して治療を受けていただくようにつとめています。
インプラントの術式は、一般的に骨をドリルで削ってその穴に人工歯根を埋める方法をとっておりますが、大口式インプラントは、初めに骨の表面に小さな穴を作り、そこから、特殊な器具を使い少しずつ穴を広げていにきインプラントを埋入する穴を作る方法です。
メリット
・ドリルを使用せず、骨へのダメージを極力抑えたインプラント治療。
・骨の状態が柔らかいケースや、骨の幅が少ないケースにも対応可能。
かみや歯科では、極力歯や組織へのダメージを抑えた治療を心がけていますが、状態によっては歯を削る必要がある場合もあります。
その際使用する機材が「ピエゾサージェリー」です。
ピエゾサージェリーとは?
三次元超音波振動を利用した骨の切削器具です。
従来のドリルと違い、血管や神経などの軟組織を傷つけずに骨だけを削ることができます。
切削時に熱を出さずに最小限の骨だけを削ります。
通常インプラントは数ヶ月から半年の期間が必要でしたが、その治療期間を約半分に短縮するインプラント治療が抜歯即時埋入法です。
抜歯後の骨に人工のスクリュー「人工歯根」を入れそこに人工歯をつけるのがインプラントですが、抜歯後の空洞部分に骨ができ、ぐらつかずにインプラントを入れるまでに数ヶ月、ケースによっては半年以上と治療期間がかかります。
そんな中、抜歯と同時にインプラントを埋入する「抜歯即時埋入法」が開発されました。
抜歯した歯とインプラントの隙間を人工骨を埋めて、自身の骨芽細胞と人工骨により、インプラントをしっかり固めます。
従来、抜歯とインプラント手術の2回の外科処置が必要でしたが、1回で済むので患者さんの負担も軽減し、治療期間も短くてすみます。
抜歯した歯が膿んでいて周りの骨が溶けてしまったり、その他にも色々な原因で大きく骨が欠損している場合、インプラントを入れることは難しいのが現状です。
しかし、人工の骨を入れて骨を造る「骨造成法」があります。
顆粒状の砂のような人工骨で欠損部を埋めることで、自分の骨の中から骨芽細胞が出て、骨を作っていきます。
新鮮な血液が出てきて、そこから栄養を補給しながら骨も作っていくその助けになるのが人工骨です。
3ヶ月からケースによっては数ヶ月かかりますが、この方法により諦めていたインプラントを入れることが可能になります。