▼目次
1.自宅でできるホワイトニングは効果ある?
2.自宅でできるホワイトニング商品の注意点
3. 歯医者が処方するホームホワイトニングと自宅でできる市販のホワイトニングの違い
4. 静岡市葵区の歯医者 かみや歯科のホワイトニング
最近では、歯医者に行かずとも自宅でホワイトニングができる製品が販売され、多くの方が利用しています。ドラッグストアや通販サイトでは、さまざまなホワイトニング商品が並んでおり、「手軽に歯を白くしたい」と考える方にとって、選択肢の一つとなるでしょう。ただし、「本当に白くなるの?」「歯に悪影響はないの?」といった不安や疑問を抱く方も少なくありません。ホワイトニングの種類によっては、表面の着色を落とすものから、歯の内部に働きかけるものまでさまざまです。
今回は、自宅でできるホワイトニングの効果や注意点、そして歯医者で行うホワイトニングとの違いについて丁寧に解説します。
1. 自宅でできるホワイトニングは効果ある?
歯医者で行わず自宅で行うホワイトニングは、自分でホワイトニング剤を使用して行います。最近では、薬局や通販でも市販されており、ジェル、テープ、歯磨き粉、LEDライト付きのキットなど種類も多様です。これらの製品に含まれる成分や濃度によって、効果の程度には個人差があります。
<自宅ホワイトニングの特徴>
①表面のステイン除去が主な効果
多くの市販ホワイトニング商品は、コーヒーや紅茶、タバコなどによる着色汚れ(ステイン)を落とすことを目的としています。つまり「歯を本来の白さに戻す」ことが中心であり、歯そのものの色を大きく変えることは難しいとされています。
➁日本ではホワイトニング剤が規制
日本では濃度の高い過酸化水素や過酸化尿素を使用したホワイトニング剤の販売が規制されており、市販品にはごく低濃度のものしか含まれていません。ただし、海外製品には一定の漂白作用があるものもあります。
➂歯の状態や生活習慣により効果が異なる
同じ製品を使っても、歯の質、着色の原因、使用頻度、日々の飲食習慣によって効果の出方は異なります。
④継続使用が求められる
即効性はあまりなく、数週間~数か月の継続使用によって徐々に効果が現れるものが多いため、ケアを続けることが求められます。
⑤正しい使用方法を守ることが大切
自宅でのホワイトニングは自己責任となるため、使用方法を守らないと歯や歯ぐきを傷つけてしまう恐れがあります。特に初めて使用する方は、取扱説明書をしっかり確認しましょう。
自宅でできるホワイトニングには一定の効果はあるものの、限界があることも知っておくと良いでしょう。
2. 自宅でできるホワイトニング商品の注意点
自宅ホワイトニングは手軽に始められる一方で、使用する際の注意点を守らなければ、歯や歯ぐきに悪影響を及ぼす恐れもあります。以下に代表的な注意点を紹介します。
①知覚過敏を引き起こす可能性がある
ホワイトニング剤の使用により、歯の表面が一時的に刺激に敏感になり、冷たいものがしみるといった症状が出ることがあります。症状が続く場合は、使用を控えて歯科医師に相談しましょう。
➁歯ぐきへの刺激や炎症
ホワイトニング剤が歯ぐきに触れると、ヒリヒリした刺激や赤み、腫れを起こすことがあります。特に濃度の高い製品や海外製品を使用する場合は、十分な注意が必要です。
➂成分を確認して選ぶことが大切
市販のホワイトニング製品は、使用している成分によって効果や安全性に大きく差があります。成分表を確認し、不明な点がある場合は歯医者でアドバイスを受けるのが良いでしょう。
④詰め物や被せ物の色は変わらない
ホワイトニングは天然歯にのみ作用するため、過去に詰めたレジンや被せ物の色には変化が見られません。歯の色がバラバラになってしまうこともあるため、注意が必要です。
3. 歯医者が処方するホームホワイトニングと自宅でできる市販のホワイトニングの違い
ホワイトニングには、「歯医者で処方されるホームホワイトニング」と「市販のホワイトニング製品を使った自宅ケア」があります。どちらも自宅で行える方法ですが、使用する薬剤や効果、持続性などに違いがあるため、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
①使用される薬剤や成分の違い
歯医者のホームホワイトニングでは、歯科医師の指導のもと、過酸化尿素などのホワイトニング薬剤を使用します。処方された薬剤を専用のマウスピースに入れて一定時間装着することで、歯の内部まで作用しやすいとされています。
一方、市販のホワイトニング製品(歯磨き粉・ホワイトニングシートなど)は、歯の表面の着色汚れ(ステイン)を落とすことを目的とした成分(研磨剤やポリリン酸など)が多く含まれており、漂白成分は含まれていないか、濃度が非常に低いものが一般的です。
➁効果の現れ方と持続性
ホームホワイトニングは、効果が出るまでにある程度の期間が必要ですが、継続することで白さが持続しやすいという特徴があります。医師の指導のもと行うため、薬剤濃度や使用時間が適切に管理されます。
一方で、市販のホワイトニング製品は手軽に始められる反面、歯本来の色を変える効果は限定的で、表面的なクリーニングの範囲にとどまるケースが多いとされています。
➂費用と手軽さの違い
ホームホワイトニングは歯科医院での診察とマウスピースの作製が必要になるため、一般的に1万円〜3万円前後の費用がかかります(※医院によって異なります)。一方で、市販製品は数百円~数千円程度で購入できる手軽さがありますが、継続的な使用が必要なことが多く、期待する効果が得られにくい場合もあります。
どちらの方法にもメリット・デメリットがあります。目的や口腔内の状態、ご自身の希望に合わせて、歯科医院に相談のうえ、適切な方法を選択することをおすすめします。
4. 静岡市葵区の歯医者 かみや歯科のホワイトニング
静岡市葵区の歯医者 かみや歯科では、患者さん一人ひとりの笑顔がより明るく健康的になることを目指し、ホワイトニング施術を提供しています。
■かみや歯科のホワイトニング■
①オフィスホワイトニング
1度目の施術から効果を実感いただけることもあり、艶のある白さを感じていただきやすいです。
②ホームホワイトニング
ご自宅などで患者さんご自身で、漂白ジェルを専用マウスピースに入れ、毎日1~2時間ずつ2~4週間継続して漂白する方法です。
毎日継続することで、白さが後戻りしにくくなります。
③会員制ホワイトニング「5年間保証」デュアルホワイトニング(オフィスホワイトニング1回+ホームホワイトニング1回)
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの併用でさらに白さが後戻りしにくくなります。
詳しくはホワイトニングページ(遷移リンク)をご確認ください。
歯の着色の多くは、食品に含まれる色素や日常の習慣によるものですが、適切なホワイトニング施術によって白さを取り戻すことが可能です。
まとめ
自宅でできるホワイトニングには、歯医者が処方するホームホワイトニングと、市販のホワイトニング製品があります。前者は歯の内部まで作用しやすく、継続することで白さが長持ちしやすいとされています。一方、市販製品は手軽に始められますが、歯の表面の汚れを落とす効果にとどまることが多く、期待する白さが得られない場合もあります。目的や歯の状態に応じて選ぶことが大切です。
静岡市でホワイトニングを検討されている方は、静岡市葵区の歯医者 かみや歯科までお問い合わせください。
監修:かみや歯科 院長 神谷 欽也
資格
歯科医師
略歴
日本大学歯学部 卒業
神谷小児歯科(松本市)
生坂村歯科診療所
松本歯科大学障害者歯科
かみや歯科 開院
所属学会等
静岡市歯科医師会医療管理部
日本小児歯科学会
日本睡眠歯科学会
日本一般臨床医矯正研究会
SLA Bimler研究会(矯正)
即時荷重研究会(インプラント)
ソクラテスの会(インプラント)