様々な病気を引き起こす要因に影響する歯周病。
むし歯のような痛みを伴わない為、初期段階では気付きにくく、徐々に進行する怖い病気です。
歯周病治療と予防の為のケアをご紹介します。
皆さんご存知のように、お口の中には多種多様な菌がいますが、
歯周病菌、虫歯菌はお口の中で悪さをする代表的な菌と言われています。
歯周病菌は歯ぐきと歯の境目のポケットに侵入し炎症が悪化すると、歯ぐきの腫れ、痛み、出血、という症状を起こします。更に進行すると、歯の周りの歯ぐきや、歯を支える骨などが溶けてしまい、最後には歯を抜かなければならなくなってしまいます。
●X線検査
●歯茎の横のポケットの深さを測ります。
●出血の有無、歯が動揺していないかを調べます。
●細菌顕微鏡検査を行います。
●適切な歯ブラシの指導、改善
●歯石のチェックと除去
●症状による治療計画
基本的な治療後、再検査をします。その数値が良くなり問題がなければ再発防止の予防ケアを行います。
状態が良くない場合は、症状に合わせた適切な治療を行います。
歯周病は診断、治療、予防ケアで進行を止めることができます。
予防ケアには2種類あります。
適切な歯ブラシ、歯間ブラシ、フロス、舌ブラシ等を使った日々のお手入れです。
また、大変重要なのは生活習慣のうち、特に食習慣です。食事のバランスが崩れたり、糖分が多すぎたりは要注意です。また、ストレスの影響や喫煙していると病気を進行させます。
一回60分程かけて、お口の中を徹底的に綺麗にするPMTC。
セルフケアだけでは磨き残しがどうしても出てしまうので、そこを丁寧にクリーニングします。
年に数回きちんと綺麗にすることで、良い状態がキープできます。